マレーシア留学について〜少しマジメな話5〜

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英国式ボーディング・スクール留学

ボーディング・スクールは、ヨーロッパをはじめ、欧米で高く評価されている全寮制

の高等教育機関です。高度なグローバル教育カリキュラムを用いた一貫教育で、幼稚園・小学校・中学校・高校・世界基準の大学入学資格取得までを指導します。

ボーディング・スクールは広大な敷地を誇るキャンパスに、校舎、大型の図書館、劇場、プール、バスケット・コート、サッカー場クリケット場、フルサイズの陸上競技場、その他スポーツ施設、職員の寮や学生寮にいたる、全ての教育施設を備えたエリート養成スクールです。

その中でも特に評価が高い英国式ボーディング・スクールが、マレーシアには数多くあります。これらのマレーシアの英国式ボーディング・スクールには、アジア、中東、アフリカをはじめとした五〇の国と地域から、高度な教育を求めて留学生が集います。英国式ボーディング・スクールで目指すのは、世界の大学です。また、用いられるカリキュラムは大変高度で、世界のトップを走るだけの実力が身に付きます。そのため、成績優秀者は世界上位一パーセントの名門大学を目指しています。

また、マレーシアの英国式ボーディング・スクールの優れたポイントは、施設や教育の素晴らしさだけにとどまりません。

これまで、マレーシアをはじめとしたアジア留学で懸念されていた英語の訛りや、教育や文化のローカル性の享受についてクリアしていることです。完全な英国式教育、イギリスから派遣された教員、そしてブリティッシュ英語の使用など、英国式ボーディング・スクールは、アジアにいながらにして完全なイギリス留学体験ができるのです。マレーシアでは、世界基準の教育を世界基準の環境で提供しています。

ボーディング・スクールは子どもたちの生活を二四時間体制で、規律正しく管理しています。広大なキャンパスに再現した小さな英国式社会の中で、授業、放課後、ウィーク・エンドなど、仲間たちと共にあらゆる時間を過ごします。

スクールの目的は子どもたちを保護者から預かり、最良の教育を施し、グローバル社会を生き抜く能力を授けて返すことです。寄宿生活をしているからこそ、顔の見えない保護者にどのように子どもの様子を報告するかを徹底して考えています。学業成績だけでなく、心身の成長についても、スクールが責任を持ってしっかりと保護者に報告します。

ボーディング・スクールの教員たちは、教育者としてだけでなく、親密な友人として、また的確なカウンセラーとして、子どもの心に寄り添う姿勢を貫きます。思春期の子どもの多感な心身は、時に不安定に揺れることがあります。それらを敏感に察知し、スクールの理念とのすり合わせをします。そのような取り組みで、子どもたちを逸脱から守り、あらゆる危機から回避する手助けをしています。

安全な環境で、プロフェッショナルである教員たちスタッフだけでなく、同年代の多くの仲間と過ごすスクールでの時間は、将来子ども時代の大切な思い出として心に残るだけではありません。ボーディング・スクールは、世界中から集まるリーダー養成スクールとしても、世界のステージで重要なポストを担っています。スクールで築いた人脈が、強い信頼関係をベースに持つ最良の仲間として生涯を通して力になってくれるでしょう。ボーディング・スクールを卒業することは、優れた教養を身につけた自己としての価値だけでなく、信頼ある強い人脈とステータスを得ることにも繋がるのです。

 

■英国式ボーディング・スクールのマレーシア留学

マレーシアでは近年、イギリスのボーディング・スクールの頂点ともいえる名門スクールの分校が進出しています。二〇一二年には首都クアラルンプールの郊外にエプソム・カレッジ、二〇一四年にはシンガポール国境の街ジョホール・バルにマルボロ・カレッジが開校しました。これらのスクールは、イギリスでも両家の子息令嬢が通うトップ・スクールです。これらマレーシア分校の開校は、通貨価値の違いから、教育に係るコストが大幅にカットできます。

しかし、マレーシア分校であっても、徹底した英国式を踏襲しており、本校との違いは特にありません。それらの事情も含めて、これまで通うことができなかった多くの人たちからの期待を集めています。

 

 ■マレーシアから世界上位一パーセントを目指す

日本の高校卒業資格では、世界の大学入学資格には満たないことが、これまで海外大学進学の障害になっていました。イギリスでは日本の高校卒業相当の履修を、高校一年生までに終え、シックス・フォームと呼ばれる後期高等教育過程に進みます。シックス・フォームでは、日本の四年制大学一~二年次の一般教育課程に相当する履修を一年半~二年で修了します。

イギリスでは、後期高等教育修了試験をGCSE-Aレベル(General Certificate of Secondary Education, Advanced Level)といいます。この統一試験で大学入学資格の学力をはかり、成績の優劣を体系的に管理しています。最高スコアはA*(エー・スター)、その次にAと続きます。そして、Gから落第までの複数段階評価になっています。一八歳でGCSE-Aレベルを受け、大学進学の基準になる評価を得ます。このGCSE-AレベルにA*~Bまでの好成績でパスしなければ世界の最難関大学への進学の道は開かれないのです。

そこで、日本人をはじめとするその他の国の若者たちに適応されるのが、GCSEの国際版IGCSE-Aレベル(International General Certificate of Secondary Education, Advanced Level)です。世界基準の大学入学資格を得るには、英国式教育を受けることが適切な道の一つでしょう。この履修を英語ですること、そして好成績でパスすることを視野に入れると、主に高校一年生までが入学し易い最後のチャンスです。

 

■IB国際バカロレアという選択

イギリスのIGCSE同様、世界基準の大学入学資格として注目されているのは、IB(International Baccalaureate)国際バカロレアです。近年、各国の政府が注目する高度なグローバル教育の、エリート養成カリキュラムです。日本でも安倍政権が推進する動きが見られます。ディプロマまでの全ての過程が完成したのは近年ですが、その内容の充実度には世界の大学、雇用主からの厚い信頼を得ています。

IBは、語学や学業だけでなく、体育、ICT、音楽やデザインを含む芸術に至るまで、あらゆる科目の深い理解が問われます。また、自己表現力も評価の対象となる全人教育カリキュラムです。どのようなシーンにも対応できる、確固たる自己を育てます。

そして、平和教育の側面が強いことが特徴です。世界のグローバル化がますます進む中で、これまでにない摩擦や対立が生まれることが予想されます。それらに向き合うには、従来のものでない新たな視点の提示と、高度で公正な学問しかありません。IBは新時代を率いる子どもたちには欠かせない教育なのです。

IGCSEと比較して、IBの認定校は多くありませんが、マレーシアではIGCSEとIBを、両方取得できる英国式ボーディング・スクールもあります。

 

■家庭教員と友人の役割をするチューター制度

 英国式教育が高く評価される理由の一つは、チューター制度です。チューターとは、各クラスに配置された家庭教員的な役割を担う教員のことです。このチューターは、ボーディング・ハウスでも活躍しています。ハウス・マスターを頂点に、ハウス・ミストレス以下様々な大人たちが子どもの成長を見守ります。これらのスタッフは、子どもたちと母性的な関係性を築き、公私ともに支えています。その中でも、チューターは、子どもたちの勉強の進度、課外学習の補佐だけでなく、親密な友人・先輩として寄り添います。しかし、単に親しく接するだけではありません。子どもたちの話を熱心に聞き、寄り添いながら、スクールの理念とのすり合わせをしているのです。思春期の子どもたちは、成長段階で自分個人の価値観を構築するために、時に迷いや逸脱が生じることがあります。チューターはそれらを矯正しようとするのではなく、不安定になった心に寄り添い、そっと価値観のすり合わせをしながら、健全な成長に導きます。

 このように英国式ボーディング・スクールでは、学業だけでなく、心身の健全な成長にも細心の注意を払い、人間的な愛情を持って接しています。

 

 

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