マレーシア留学について〜少しマジメな話6〜

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小学生留学について

■なぜ小学生留学なのか 

ヨーロッパ高等教育の代名詞ともいえるボーディング・スクールは、幼稚園~高校卒業までの高度な一貫教育を施す高等教育機関です。ボーディングとは、寄宿を意味する言葉です。小学校低学年まではデイ・スチューデント(通学生)のみ受け入れますが、主に、小学校高学年~(四・五年生~)を対象に、全寮制のコースがはじまります。日本からも多くの小学生が、マレーシアの英国式ボーディング・スクール留学に旅立っています。

小学生留学が効果的である主な理由は、年齢が若いことにあります。一般的に、海外留学、英語教育開始年齢は、早いほど脳の柔軟性が高く、学習効果が得られます。そして、小学生からの留学が効果的である理由はそれだけではありません。世界の大学進学を目指す高校留学にはリミットがあり、最も適した時期は、高校生よりも早い、中学二年~高校一年生までです。しかし、適齢までにできるだけ早く海外生活や英語に慣れ親しんでいる方が、効果的なのはいうまでもありません。さらに、このリミットは英語を学ぶだけでなく、教育を受ける上でも大きな分岐点となるのです。

高校二年生の海外留学は、日本と世界との教育システムの違いから、学習の進度に大きな差が生じる過渡期にあたります。そのため、この時期を境に、それまで易しかったスクールの入学判定基準が、格段に難しくなるのです。それに伴い、英語力もかなり高度なものを求められるようになります。

また、言語学的に見ると思春期以降の英語学習は、第二言語としての域を出ることがないといわれています。英語のよりネイティブ・スピーカーに近い習得、世界基準の大学入学資格を考えた場合、小学生からの早期留学は、その後の進学にスムーズに適応するための確かなベースを築くことができるのです。

 

早期教育のメリット

子どもにとって言語に触れる機会が、早いほどいいことは、周知の事実でしょう。その理由は、子ども特有の身体、精神ともに成長過程であるからです。

まず、身体に焦点を当てると、耳の成長が関与します。子どもの耳はとても優れた聴覚能力を持っており、聞き分けることのできる音域は、乳児期に最大域を迎えます。その後、日常生活の中で使用しない音域を不要と判断し、徐々に聴力を淘汰していきます。ここにポイントがあります。

日本語が使用する音域と、英語で使用する音域の圧倒的な差です。日本語が使用する

周波数は一五〇〇ヘルツまでであるのに対し、英語の使用する周波数は一二〇〇〇ヘルツといわれています。このことから、英語を聞き分けることは日本人にとって、大変困難であることがわかります。日本で暮らしている以上、英語に適した音域を聞き取れなくなるリスクは避けて通れません。そこで、小学生からの早期留学は、子どもの成長過程の耳に刺激を与え、聴覚を残すよう促します。

また、精神面では、子ども特有の柔軟な姿勢が、留学の効果を高く示すといわれています。自我の形成される前は、それ以後と比べて環境に適応する能力が高く、異文化に自然に親しむことができるのです。

 

■小学生の留学スタイル

小学生の留学は、早期教育特有のメリットが数多くあげられます。また、低学年の場合は親子留学(主に母子留学)で、母親、あるいは父親と二人で留学するのがポピュラーです。引率者としてだけでなく、親自身が語学学校・大学・大学院に通い自己実現を目指すことも注目されているポイントです。

単身留学は、一般的に小学校高学年からが適齢です。これまで紹介した英国式ボーディング・スクールは、小学校高学年~高校卒業までの生徒を対象とした全寮制で、高度な一貫教育を施す高等教育機関です。ボーディング・スクールでは、この時期の児童を対象に、ボーディング・ハウス(学生寮)への受け入れが始まります。徹底した安全管理、生活指導と心身のサポートを受けられます。

 

◎親子留学(母子留学)

親子留学は、日本国内に生活の基盤を残しながら(主に父親)、一方の親と子どもが留学するスタイルです。マレーシア留学では、子ども一人に対して親一人分の保護者ビザの発行があるため、親子留学は大変ポピュラーです。

母国をしっかり認識することは、アイデンティティ形成の上で、大変重要な要素になります。将来グローバル社会を生きる子どもにとっては、日本人としてのアイデンティティは一生を左右する問題です。そのため、生活の基盤を日本に残すことは、概念としての母国を理解することが難しい低年齢の子どもにとって、最適なスタイルです。そして、早期留学を通して、自国と異国を自然な形で理解・体得させることができるのです。母国を持つこと、海外での豊かな経験を積むこと、そのどちらも実現できるのが親子留学です。

進学するスクールは、インターナショナル・スクールだけでなく、先述しました英国式ボーディング・スクールのデイ・スチューデント(通学生)として、小学校高学年のボーディング・ハウス受け入れが始まるまでの間、ともに留学するなど、スタイルは様々で

また、親子留学は、親のキャリアにとっても大変有意義な経験になるでしょう。日常生活、スクール、地域コミュニティ、習い事など、多くの場面でこれまで身につけた英語力を発揮することができます。

そして、子どもだけでなく、親が勉強するケースも多く見受けられます。語学学校・大学・大学院など、目的やレベルに応じて選択しています。親子留学は、親・子双方のキャリア・アップの機会として大変優れた留学スタイルなのです。

 

 

◎単身留学は小学校高学年から

英国式ボーディング・スクールでは、小学校高学年からボーディング・ハウスへの受け入れが始まります。スクールにより開始年齢に違いがありますが、ボーディング・スチューデント(寄宿生)の対象者は、主に五年生からです。この年齢になると、親からの自立心が強くなり、子どもの成長によっては単身留学に適した状態になるのです。また、ボーディング・スクールは、ハウス・マスターを頂点にしたアット・ホームな雰囲気の中、スタッフたちが子どもの生活をサポートします。全人教育を受けられるこれらの英国式ボーディング・スクールは、アジア発のグローバル人材のエリート教育の場として、大変注目を集めています。

 

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