小学生でも一人で海外へ行ける”UMサービス”とは?
可愛い子には旅をさせよ! 航空会社のUMサービスについて
海外赴任先の父親に会いに行かせたい、日本にいる祖父母に子供だけで会いに行かせたい。でも、子供だけで飛行機に乗せるのはちょっと心配という方に、最適なサービスがあります。航空会社が提供しているUM(Unaccompanied Minor)サービスを使えば、忙しいあなたの代わりに、航空会社の案内人が目的地まで子供をエスコートしてくれます。
子供と一緒に海外に行くとなると、仕事もまとまった休みをとらなければなりません。しかし、毎回そうもしていられないけど、子供だけでも大切な人に会いに行かせたい、そんな方にぴったりなUMサービスについてご紹介します。
ANAのUMサービス
ANAでは「ANAエアポートサポート」というサービスが12歳から16歳までの子供を対象に受けることができます。基本的には出発と乗り継ぎ、到着空港での係員の案内を受けることができるものです。ただし、移動中の機内でのサービスは他のお客様と同じサービス内容となるものです。利用の72時間前までに申し込めばサービスを受けることができ、運賃も通常料金と同じです。確かに機内では乗っているだけで、手続きや搭乗口で迷いやすい時にだけ案内してくれる人がいて、追加料金がかからないというのもなかなか合理的なサービス内容ではないかと思います。
マレーシア航空のUMサービス
マレーシア航空でのUMサービスは事前の申し込みで様々なサービスを受けることができます。搭乗までの待ち時間が多い場合などにはラウンジでの軽食なども用意されており、待ち時間も飽きることがありません。国際線は遅れなどがあると待ち時間が多くなってしまいますので、子供の気持ちを考えたサービスではないかと思います。出発までの搭乗口までの案内や乗り継ぎ地などでの案内も、日本の航空会社などで行っているサービスと全く変わりはありません。搭乗の24時間前までにサービス申し込みを行うとサービスが受けることができますので、マレーシアへ子供一人で国際線に乗る場合にはぜひ使ってみたいサービスです。
JALのUMサービス
JALが家族向けに「JALファミリーサービス」というサービスを展開していますが、その中にUMサービスがあります。これは国際線の出発空港では地上係員が搭乗口まで案内をしますので、一人で迷って乗れなかったという心配はなくなります。機内では客室乗務員が困ったことなどがないか常に気を配ってくれます。特に入国時に提出する書類の書き方なども教えてくれるところが子供だけでも安心です。
目的地や経由地についたら、入国手続きなどの案内を係員がしてくれます。出国、入国は大人でも慣れていないと分からないことが多いので、こうした部分も面倒を見てくれるというのは安心です。サービスの申し込みは出発の2日前までに申し込めば間に合いますが、お盆正月などの繁忙期には1週間前までの申し込みとなります。利用料金は、大人運賃となります。
日本人が海外に行くことも、少し前と比べるととても多くなりました。海外を行き来する人は、仕事が忙しいことも多く、子供の日本帰国などで祖父母に会わせてあげたいと考えても、自分が付き添えない場合も多く出てくると思います。そんな時に「子供の一人旅」という試練を与えてみてはいかがでしょうか?
可愛い子には旅をさせよと言いますが、そういった社会性や自分一人で行動する力を親などの頼る人がいない場所で鍛えてみてもいいと思います。UMサービスは航空会社の人が案内をしますので、子供一人でも安全です。各航空会社はこのサービスを必ず行っているのですが、あまり有名なサービスではないのが非常に残念です。このUMサービスを活用して子供に楽しく安全な一人旅をさせてあげてみてはいかがでしょうか?
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