マレーシア留学について〜少しマジメな話8〜

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高校生の留学

高校生のボーディング・スクール留学

近年、高校留学が増加傾向にあります。その背景にあるのは、急速に進むグローバル化の波です。このままではいけないと、現状に危機感を持った高校生は、最先端の教育環境の整ったマレーシアに旅立っています。

マレーシアのスクールでは、この高校留学の入学難易度が欧米諸国と比較して大変低く、門戸が開かれているのが特徴です。また、ヨーロッパ高等教育の代名詞ともいわれる全寮制の高等教育機関であるボーディング・スクールが数多く存在します。ボーディング・スクールとは寄宿学校を意味します。高度な教育だけでなく、寮生活を通した積極的な自己の確立、社会貢献への姿勢の強化などの効果が認められた高等教育機関です。また、自立だけでなく、家族以外の他者と親密な関係性を築き、社会性を磨くことを目的としています。

 

■高校留学の概要から留学の有効性

高校留学は、一年生が一つの節目になります。入学判定基準が易しいマレーシアのスクールですが、高校二年生からは急に難易度があがります。高校一年生は、多くの高校生にとって開かれたラスト・チャンスです。

高校二年生以降の留学が不可能なわけではありません。しかし、日本と世界の教育のレベルの違いから、二年生を境に格段に入学基準が厳しくなります。

また、高校一年生は子ども特有の柔軟性と適応力の高さと同時に、相反する大人の感覚を備えている大変貴重な時期でもあります。子どもの特徴的な感受性をいかす、ラスト・チャンスでもあるのです。

一方で、高校二年生・三年生からでも、留学できます。高い英語力と学力が求められ

ますが、マレーシアのインターナショナル・スクールの多くは、上を目指す意欲ある若者に対して、大変肯定的です。

近い将来グローバル社会を生き抜くために必要不可欠なバック・ボーンを、高校留学が確かなものにしてくれるでしょう。

 

■高校生の英語習得

高校生の英語習得は、第二言語としての高度な習得が期待されます。その理由は、日本語で築いた母語の言語理解がほぼ完成しているためです。高校生になると語彙は格段に増え、成人の八割~九割程度に達するといわれています。難易度の高い日本語の習得をベースに、英語の深い理解に繋げることができるのです。またマレーシア留学で履修するインターナショナル・カリキュラムでは、世界文学の理解、読解力、言語理解に重きを置く傾向にあります。そのため、高度な語彙の獲得は必須です。文学、読解力、言語理解を重視する理由は、グローバル社会で活躍する上で不可欠とされるICTに関わる問題だからです。テクノロジーを駆使した情報の受け手としてだけでなく、適切な情報の発信者としても、言語力は不可欠なのです。

若年者の留学で問題になるのは、母語の未熟さから言語全体の習得の程度が低くなることです。しかし、高校留学の有利なポイントは、言語学的には完全な習得が期待されないという一見するとデメリットに思える部分にあるのです。第二言語として高度に理解することに目的をシフトして、ほぼ完成された日本語をベースに学ぶことにあるのです。高校生にしかできない高度な英語の習得を目指して、ポジティブに学んで行きましょう。

 

■高校二年生からは入学難易度が上がる

マレーシアのスクールは、高校一年生までの入学判定基準が大変易しく設定されています。スクールにもよりますが、はっきりと自分の意思表示ができる態度とある程度の英語力、認知能力などを問うても、学力不問、あるいは易しくなっています。しかし、高校二年生を境に、この入学判定基準の難易度が格段にあがります。英語力、学力などの要件が厳しくなり、日本の公立高校からの進学には、しっかりとした事前準備が必要になります。もちろん、不可能ではありません。ただし、高校一年までの基準とは大幅に違うのです。

マレーシアは世界基準のイギリスの教育制度を踏襲しています。インターナショナル・スクールではイギリスだけでなく、その他の国や認定機関のカリキュラムなどでも、主に世界基準の大学入学資格を目指しています。それらのカリキュラムでは、高校一年

生までに日本の高校卒業相当の履修を終え、大学一~二年次の一般教養課程修了までを履修するのです。イギリスの場合は、この一八~二年間の後期高等教育機関を、シックス・フォームと呼称します。この履修の後、統一試験受験をして世界基準の大学入学資格を得ます。

シックス・フォームの履修内容は、日本の短大卒業相当、あるいは四年制大学一~二年次の一般教養課程に相当します。高校二年生~三年生で、ここまで高度な学問を身に付けることは、日本では考えられません。しかし、世界の大学を目指すには、この後期高等教育課程の履修と、世界の大学入学資格の取得が不可欠なのです。

 

■高校生の留学スタイル

◎ホーム・ステイとボーディング・スクール

高校生の単身留学は、中学生同様、二つのスタイルから選択できます。ホーム・ステイとボーディング・スクールです。

通学するインターナショナル・スクールから近いところに、ホスト・ファミリーを探しホーム・ステイします。治安のいいマレーシアは、暮らしやすく、親日国家であることから日本人留学生の受け入れに積極的です。ホーム・ステイは、異国の文化・習慣を、外からではなく、家庭の中で学ぶことができます。家庭内でも英語を使用し、意思疎通をはかるので、ホーム・ステイは、英語の習得にもいい影響を与えます。

ボーディング・スクールは、すべてのスクールで全寮制での指導をしています。ハウス・マスターをトップに据え、スタッフがチームで子どもたちの成長を見守ります。また、マレーシアにあるスクールは主に、英国式ボーディング・スクールであるため、チューター制度をとっています。チューターは、学習面だけでなく、子どもの心に寄り添い、良き理解者として、また良き指導者として、高校生の多感な心の成長を見守り、ときに確かな軌道に導きます。

 

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